今日の学びは『「言葉」「行動」「心」が完全に一致した志を持つ，そういう人にいいことが引き寄せられる』です｡

「志」という言葉は、「『自分が進んでいく方向（士の原型は之（ゆく→行く）』と『自分の心』とが重なり合っている，つまり完全に一致している状態」を表しています｡

口では「人のために尽くします｡人のために，がんばります」と立派なことを言い，また人のために尽くすようなふりをしながら，実際には自分の利益のためにしか動かない人がいます｡

このような人は「志のある人」とは言えないでしょう。

言うことと，やることが違っているのです｡

最初のうちは，その人の言葉に共感して人が集まってくるかもしれませんが，だんだんとその人の本音と，欲にまみれた本当の性格がわかってくるにつれて，その人の周りから人が離れていきます。

本当の意味での志とは，

「口で言うこと」

「行動すること」

「心で思っていること」

が完全に一致している状態でなければならないのです｡

そういう志を持っている人の周りに、多くの人が集まってきます｡

「言」「行」「心」が一致した志を持つことが大切です｡