第846回 今日の学び 〜勝利の法則〜
今日の学びは「風林火山」です。
『詐を以て立ち,利を以て動き,分合を以て 変を為す』
(さをもってたち,りをもってうごき,ぶんごうをもって へんをなす)
敵を欺くことを基本としながら,利益に従って行動し,分散と集合を行なって臨機応変に対処する
勝利を得るためには,敵を欺きながら自軍を自由自在に変化させ臨機応変に対処する必要があります。
ときには風のように
ときには火のように
その自在ぶりを孫子は,「疾風のように進撃したかと思えば,林のように静まり返って待機し,火が一気に燃え広がるように激しく攻め立てたかと思えば,山のように動かずにいて次の機会を待つ」と表現し,およそ指揮官たる者は,こうした「風林火山」の戦術を駆使しなければならないといいます。
移り変わる状況の変化にその都度対応することが大切です。
状況に応じてなんでもできる者は有利でいられます。