第810回 パッチワークの失敗が成功に思えたこと
昨日のパッチワークの仲間との会話で思ったことです。
仲間から出来上がった大きなバッグを見せていただきました。その時に
「生地が足りなくなってしまい,横のマチの部分が5cm下がったところからつけることになってしまった。皆んなとは違くなっちゃったし,生地の寸法も計算できていないし,失敗作。」と言っていました。
凄く上手にできていたので,全くそんなところは
目に入らず,わたしは言われてみてはじめて失敗作だったんだと思いました。
#謙遜して言っている部分もあるかもしれませんが…
しかし,わたしは思いました。
こう言ってみたらどうかと…
「横のマチの部分は物を入れやすいように5cm下げて作ったのよ。皆んなとは形が若干違うけど…」
どうですかね?
こう言われたら(凄いなぁ。使いやすいように工夫しているんだ!皆んなと違うことを考えて取り入れているんだ。すごいじゃん!)
と,わたしは思います。
なのでわたしは,またまた思ったのです。
失敗も工夫して考えたら成功になるのではないかと…
ものは見方や思考次第で自分も,受け取る相手の感じ方も全く変わるということを知りました。
先日,自分が作った財布。
周りのバイヤステープを黒色にしたのが失敗だと思い込んでいました。
でも,今は違います。
ココ・シャネル(1900年代に活躍した女性ファッションデザイナー)
は,黒色をエレガントでシックな色と捉えていて黒をすごく好んでいました。
また黒は周囲の色を引き締めて目立たせたり,神秘的なイメージや高級感を与えます。
#ググった…
なので財布の周りのバイヤステープは黒色を選びました。
おおっ!
失敗だと思った色選びがよく見えてきたぞ‼︎