第587回 今日の学び アート思考③
今日の学びもアート思考の続き。③
『人の視覚』は,その人の知識や経験によって歪められます。同じ1枚の絵を見ていたとしても人によって見え方が違ってくるのは当然のことです。
「自分の興味・好奇心・疑問」を皮切りに「自分のものの見方」で世界を見つめ,好奇心に従って探究を進めることで「自分なりの答え」を生み出すことができれば誰でもアーティストであるといえるのです。
極論すれば,なにも具体的な表現活動を行っていなくても自身がアーティストとして生きることができるのです。
自分の「根」を伸ばす真の意味でのアーティストとして生きるか,それとも他人の「花」をつくり続ける花職人として生きるか。それを決めるのは自分自身なのです。