#72 今日の学び 〜プラスの言葉を口にする〜
今日の学びは「自慢話をすればいいことが離れていく。いいことは謙虚な人に引き寄せられる」です。
「自慢」という言葉は,仏教の「慢」という言葉から生まれました。
「慢」には,「自分と他人とを比較して,自分に他人よりも勝っているものを見つけては,いい気分にひたる」という意味があります。
しかし,その「いい気分」は一時のものです。
自慢話をされた相手は,まるで自分が見下されたように感じて,不愉快な気持ちにさせられます。
そのために,仕返しとばかりに,陰でその人の悪口を言ったり,その人の足を引っ張るまねをしてくる人もいるでしょう。
ですから,結局は,自慢する人も散々嫌な思いをさせられるのです。
下手に自慢話などすれば,いいことを自分の人生から引き離してしまうことになります。
仏教も,「慢」という気持ちを持たないことが大切だ,と説きます。
つまり「自慢話はしない」ということです。
自慢話はせず,謙虚な言葉を口にすることが大切です。