今日の学びは　「川上（かわかみ）」でいいことを思えば，「川下（かわしも）」でいい出来事が現れる　です｡

インドには「川下，川上の考え方」というものがあります｡

「川下で起こることは，すべて川上で起こることに関係している」という考え方です｡

では，「川下で起こること」とは何かといえば，それは，その人の人生で起こる具体的な出来事です｡

たとえば，自分の人生で何かいいことが起こるというのは「川下で起こることの」一つなのです｡

それでは「川上で起こること」とは何かと言えば，それは，その人の心の中での出来事と言えます｡

たとえば，心の中で，楽しいこと，喜ばしいことを思うとします｡

川上において何か楽しいことを考えると，その思いが川の流れに乗って下っていきます｡

そして，その楽しい思いが川下まで下ってきたところで，現実に「いい出来事」として自分の身の上に現れてくるのです｡

心と実際の出来事とは，このような因果関係で結ばれているのです｡

心の中，つまり川上でいいことを思うから，実際に川下でいいことが起こります｡

まずは自分自身の心のあり方に意識を向けて，

「心で何を思うのか」が大切です｡