明日は明日の風が吹く〜お隣さんの日常〜

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#614今日の学び

大変な被害や苦痛に見舞われた人へ


同病相憐むといいますが、同じ病気にかかっている者同士でないと、その苦しみは到底わかるものではありません。人の苦痛に対して同情をするという気持ちを表明しても、同じ苦痛を味わった者でなければ、単に言葉や表情だけのものでしかありません。相手の心を慰められるほどの力はありません。


自分が経験したことのない種類の苦痛に耐えている人に対しては、くどくどと慰めの言葉をかけても、空々しく響くだけであります。自分にその苦痛を取り除く力がない限りは、あたたかく見守る姿勢に徹して、相手が苦しみを克服したときに近づいていくほうが親切であります。


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