今日の学びは「辛い状況にある時，その人の引き寄せる力は強まっている」です。

「辛い」という字と，「幸せ」という字は，とてもよく似ています。

「辛」という時に，「一」という棒線を一つ加えるだけで，「幸」という字になるのです。

あと，一踏ん張りするだけで，「辛」を「幸」に変えることができ，辛い状況を抜け出すことができると解釈できます。

もう一歩で，幸の多い人生へと入っていくことができるでしょう｡

ですから，逆境にあっても，そこで「もうだめだ」と思うのではなく，「一」という棒線を一つ加えるくらいの，ほんのちょっとした努力をしてみることです。

ドイツの文豪であるゲーテ（18〜19世紀）は，「人が，もうほとんど希望を失いかけている時に限って，その少し先の未来にいいことが準備されている」と述べました。

つまり、希望を失うほどの辛い状況にあっても，もう少し努力すれば，すぐ先に幸運が待っている，ということです。

さらに言えば，辛い状況にあるときほど，いいことを引き寄せる力が強まっているとも言えるのです｡

希望を失わずに，あと一歩前に踏み出すことが大切です。