明日は明日の風が吹く〜お隣さんの日常〜

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#4 「撞舞」をもうちょい詳しく。 〜今日の学び〜

つく舞(つくまい)とは高い柱(つく柱)を立て地面へ綱を張り,さまざまな動物に扮した演じ手が柱や綱の上で軽業を演じる芸能であります。奈良時代に中国から伝来した散楽の流れを汲むとされ,室町時代から近世初頭に流行した蜘蛛舞という曲芸に近似しているともいわれています。






毎年,7月の下旬3日間にわたって行われる龍ヶ崎市上町の八坂神社祇園祭最終日の夕刻,根町の撞舞通りで行われます。平成20年度からは,二人の舞男が妙技を見せてくれます。





「撞舞」の起源には諸説あります。古代中国の民間芸能(手品・軽業・滑稽な業)の一種,尋舞(つくまい)が日本に伝わり,五穀豊穣祈願や雨乞いなどの祭りと神事を結びついたとする説もその一つです。

「撞」は柱や竹竿を意味する「橦」の字が転化したものとされ,アクロバティックな舞の舞台である長い柱の先を意味しています。


撞舞は,平成11年(1999年)12月3日,国選択「記録作成等の措置を講ずべき無形の民族文化財」の選択を受けて,また、平成22年(2010年)11月18日には茨城県から無形民俗文化財の指定を受けています。


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