今日の学びは「将兵を無駄死にされるな｣です｡

『死者は以って　復た生く可からず』

（ししゃはもって　またいくべからず）

死んだ将兵は生き返ることはない

死んだ人間は蘇らず，一度落ち込んだ士気を高めるのも容易ではありません｡

戦う前の慎重な判断で犠牲を最小限に抑えることが重要です｡

戦うのか？回避するのか？

判断のポイントがあります｡

・脅威がなければ戦わない

・勝利の目算がなければ戦わない

・利益が得られなければ戦わない

・戦果を得たなら講和を結ぶ

犠牲を出さないために考えることが必要です｡

争いで奪われるものには深くて大きな意味があります｡

利益が得られないならば開戦に踏み切らず，勝利が見込めないなら軍事を行使せず，危険が迫らなければ戦闘を回避する　ーそういう冷静さが大切です｡