第560回 今日の学び
オリンピック選手がインタビューで感謝の言葉をよく述べています。
プロセスエコノミーの続きのお話し。
アメリカ・カルフォルニア大学のアルメンタ博士らは,感謝には2種類あるとしています。
1.恩恵的感謝(Doingの感謝)
誰かに何かをしてもらったり,何かをもらったりするなど所為(Doing)によってする感謝
2.普遍的感謝(Beingの感謝)
感謝の気持ちをいつも感じている心のあり方(B eing)
あらゆるものに感謝の気持ちを込めて感じている状態
前者は自分本位で物事を捉えるので視野が狭くなり協力者も増えにくい傾向にあります。
後者は周囲との繋がりを常に意識し広い視野から物事を捉えているので,結果的に多くの共感を呼び協力者を得やすいです。
つまり「利他の心」に基づくプロセスエコノミーは脳科学的な観点からみても,人が人を呼び込む仕組みになっているのです。
そしてプロセスエコノミーはわたしたちの新しい生き方を実現するため,この大激動時代を生きる一人一人の武器にもなっていきます。