#53 今日の学び 〜人のためになることをする〜
今日の学びは「『人の幸福のために尽くす』という志を持って生きる人に,いいことが起こる」です。
アメリカの教育者であり,また,現在の北海道大学の初代学長だった人物にウィリアム・スミス・クラーク(19世紀)がいます。
このクラークが残した言葉があります。
それは
「青年よ,大志を抱け」
というものです。
志を持って生きていくことで,人は人間的に成長していきます。
また,魂が磨かれて,立派な人間になっていくでしょう。
そして,志を持って生きている人の周りには,いい協力者が集まってくると思います。その結果,いい援助を得られることもあります。
つまり,様々ないいことに恵まれるのです。
では,そんな,いいことを引き寄せる力を持つ「志」とはどのようなものなのか。
実は,クラークの「青年よ,大志を抱け」という言葉には続きがあります。
それは,
「金銭に対しての志であってはならない。
自己の利益に対しての志であってはならない。
自分の名声を上げるためだけの志であってはならない」(意訳)というものです。
自分勝手な志のために生きる人に,いいことが引き寄せられることはありません。