#27 今日の学び 〜人のためになることをする〜
今日の学びは『「人のために尽くす」ということが,幸福になるための種を植えることになる』です。
「人のために尽くしたい」という思いが強く,また日頃からその思いを行動に移している人のもとに,いいことは引き寄せられていきます。
「情けは人のためならず,巡り巡って自分のもとへ」ということわざがあります。
人のために親切な行為をしたとします。
それももちろん「その人のため」を思ってのことなのですが,それは巡り巡って自分のもとへ「いいこと」となって返ってくる,という意味です。
「人のため」にすることが,最後には「自分のため」になるのです。
人の立場になってものを考えたり,人のために尽くしたり,人のために役立つようにすれば,最終的には,そのような行為はすべて「自分のため」になります。
仏教の創設者であるブッダは「穀物を得るためには田畑を耕して種をまかなければならないのと同じように,いいことを引き寄せて幸福に暮らしていくためには,人に喜びを与えることをする必要がある」と指摘しています。そして「人のためにいいことをすれば,自分にいいことが巡ってくる」と強調しています。