#586 今日の学び
「ケチる」くらいならお礼なんてしないほうがマシ
人に何かをしてもらったらお礼をします。
ただし、お礼をするときに肝要なのは、ケチをしないことです。自分にできる限りで、適切な、というよりも、ずっと程度を超えるくらいのものにしましょう。
話をわかりやすくするために、現金を包んでお礼をする場合を考えてみます。
特定の世話をしてもらったことに対して、常識的にふさわしい金額があるとします。その金額を包めば、世話をしたことに対してきちんと感謝している気持ちが伝わります。当たり前です。そのうちに忘れます。
もし、2倍の金額を包めば、それほどまでも感謝してくれているのかと驚きます。極めて印象的なので、長く記憶にとどまります。その2倍の金額がフルに効果を発揮するのであります。
ケチをして、常識的な金額の半分にしたとすると、それほど感謝はしていないというメッセージが伝わります。包んだ額もゼロに等しいというか、マイナスの効果しかもたらしません。せっかくのお金が死ん
でしまいます。