#566 今日の学び
「心のしこり」を残さないための方法
会議などで議論が白熱することがあります。
まず、意見が対立したのは、相手と人間的に対立したのではない、と考えましょう。自分の意見と相手の意見が異なっていたのであって、自分と相手の人間性に対立はありません。罪を憎んで人を憎まずと同じように、「意見を憎んで人を憎まず」と考えましょう。
「反対の意見や考え方を知ったために、自分の意見や考え方の不十分なところや欠点がわかった。それだけ自分の意見に対して磨きをかけることができた。」
そのように考えていくと、憎むのではなく感謝の念すら湧いてくる。そのように心を広く持っていけば、仕事の場などの議論ほど、特に自分の考えに反対する異論ほど、自分自身のためになるものはありません。