#547 今日の学び
小さな子どもに話しかけるときは、まず、物理的に対等な状態をつくり出さなくてはなりません。
子供に対しては膝を折って姿勢を低くして、目線の高さを同じにします。すると、子供に対する気持ちの持ち方も、自然に謙虚になります。物理的に対等なかたちをつくれば、精神的にも対等な心理状態になれるのです。そのような状況に対しては、子どもは敏感に反応します。威圧的な大人ではなく、自分のことも考えてくれながら自分にはなしかけてくれていると感じます。
好意を持って、大人のいうことを聞こうとする姿勢になるのです。
高ぶることを戒め、身を低くする心構えが必要です。
身も頭も相手と同じ高さに保って話をする「並身低頭」を肝に銘じると、そこから優しい人柄が滲み出してきます。