#486 今日の学び 〜自分は自分 人は人〜
「次善の策」が新しい道を切り開く
ずっと優等生で通してきた学生が(つまり「勝ち・勝ち」できて)、合格できる自信のあった大学や大企業に不合格になると放心状態に陥る例があります。
その原因を考えてみると、「自分の進む道はこれしかない」という思い込みがあまりに強かったせいだということになります。
目指す目標を「これしかない」と決めるのはいいのですが、それを閉ざされたり、実現できないとわかったときに、「次善の策」を選ばない人ほど、たった一度の負けで大きな敗北感を味わってしまうのです。
争わない生き方をする人は、「次善の策」を選ぶことをマイナス思考だとは思っていません。最初に決めたことは実現できなくても、目標を諦めたわけではないからです。
いま選べる最善の手を選んだだけのことだと思っています。
こういう考え方が最後まで希望を失わない考え方であり、プラス思考だと思います。